暖冬の二月暮らしは楽だった
寂しかったのは野鳥の飛来
群で来るシジュウカラは見なかった
一羽で来たのを三度だけ
スズメは例年より多く毎日三十~四十羽来た
ヒヨドリも毎日一、二羽来たが餌台で争う姿はなかった
珍鳥はカケス餌はパンの耳二度来た
二月の写真を見ると平成九年シジュウカラの群に
コガラ・ヒガラ・ヤマガラが混じって来た
手帳にはシメ・ツグミ・アトリの名と数
餌買いのメモも 大雪続きの年だった
「小友さんの絵手紙散歩 No.126」2002.3.10 室蘭民報掲載
親戚で人生の先輩の小友さんも今年で76歳を迎える。 定年退職して平成5年6月から始めた絵手紙も休んだのは病に伏した2年前の一時だけ。 自慢できるのは一日も休まなかった事と振り返る。 平成12年5月には室蘭民報社から「小友さんの絵手紙散歩」コーナーへの投稿を依頼され連載200回を記念して、その投稿内容を収録した本も平成16年7月に出版。 その投稿絵手紙に添えられた記事とともに、その内容を再現して本ブログで振り返り足跡を印したい。 併せて、これまで5000枚近くにのぼる描きためた絵手紙も折に触れ掲載する事も誓いながら、絵手紙美術館を構成する事としたい。2007.01.16
小友さんが新聞投稿に書き記した内容を忠実に再現するとともに、その他の絵手紙も順次掲載していきますのでお楽しみ下さい。
1 件のコメント:
こうして小友さんの絵手紙に触れていると日々の様子を克明に記録している様子も分る。
庭の餌台に来た鳥の種類やその数なども図鑑を片手に観察したんだろう。
一時自宅の庭に手作りで餌台を置いた事があるが餌を求めて頻繁に来る鳥の姿を目にした。
餌を用意しついばむ鳥を見て餌を追加、雪を踏みしめて餌台に用意する。
時にはネコが飛び上がって鳥をしとめた光景も一回だけ目にした。
その内風化した餌台を撤去してそれっきり、今年は再度手作りしてみたい。
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