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2007年7月25日水曜日

「鯉のぼり」



十日前後だったろうか

ポストに投函の帰り鯉のぼりを見た

二階のフェンスに取り付けられた鯉は風が無く

下がったままだった

翌日も翌々日も風が無かった

少し風の出た日向い側の歩道から鯉のぼりを写した

下の緋鯉と青鯉はポールに巻き付いていた

二階で気付いた若奥さんは坊やを抱いてはずして呉れた

「風が出ますとね」「久しぶりに見るので嬉しくて」と謝意を

下からは坊やの顔は見えなかったが成長を祈った
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.132」2002.4.21 室蘭民報掲載

2007年7月17日火曜日

「ひな人形」



二月中旬今年もテレビの上に飾られた

高さは五センチ弱小さいが部屋が和む

何時頃から飾る様になったか定かでないが

娘達が就職して家を離れた頃だったろうか

毎年陶器の売場では一月下旬になると

陶器製のひな人形を陳列する

買うのは中年の女性との事だった

もう一対十二、三センチのがあるが 

前のテレビの上面が少し斜めで不安定だった

冬休みと夏休みに来る孫は

ミニのひな人形を見た事がない
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.125」2002.3.3 室蘭民報掲載

2007年4月6日金曜日

「もうすぐ ひな祭り」


~ 孫に買った「親王飾り」 ~

一月中旬にはひな人形が店内に並ぶ

初孫さん用にと下見をするご夫婦も多い

そんなご主人に何度かお聞きした事がある

「お嬢様の時は?」

「買ってやれなかったので孫には」と

私も同じだった

最初は五段飾りと思っていたが

家内にたしなめられ親王飾りにした

昨年十月 結婚後三度目の転勤で苫小牧に来た

夫婦で手伝いに行った

ひな人形の箱はタンスの上に仮置きをした

一部屋増えたと言うが団地サイズの造り

学習机も増えている

余計な心配と言われそうだがひな祭りも近い
 

「小友さんの絵手紙散歩 No.67」2001.2.04 室蘭民報掲載

2007年3月24日土曜日

「どんど焼き」


~ はやし言葉に由来 ~

六日松納め

家の外の正月飾りをはずすと書いていたので

神社にお聞きすると七日迄で良いとの事

元旦年始の挨拶に行く時

家の近くでは玄関に飾りのない家が多かった

歩きながら気になり注意して見ると

どの家の玄関も飾りがついていたし

中には注蓮縄を張っている家もありドキッとした

暮に神社からお神札を頂戴した時別紙の説明書の中に

古神札焼納祭(どんど焼)の文字を見

正式名稱を初めて知った

どんど焼を調べると行事のはやし言葉に由来する語と
 

「小友さんの絵手紙散歩 No.59」2001.1.7 室蘭民報掲載

2007年3月23日金曜日

「正月の和食器 五客揃え」


~ 華やかな気分で「一杯」 ~

二十一世紀の新春 おめでとうございます

正月の器を買い揃えて何年になるだろうか

長い間正月だけより使わない物は無駄な物と思っていた

娘達が高校を卒業し進学した頃だったろうか

娘達に正月の器を見せておかねばと気が変わった

座卓の上に白のテーブルクロスだけでは様にならず

朱塗の半月盆も揃えた

黒豆は 煮物は 刺身はとそれぞれの器に盛る

華やかで正月の気分になる

娘達が結婚し人数が増えたら和食器の五客揃えは

数が足り無くなった
 

「小友さんの絵手紙散歩 No.58」2001.1.1 室蘭民報掲載

2007年3月19日月曜日

「娘たちへのクリスマスプレゼント」


~ 喜ぶ声が翌朝に響く ~

昨年は娘から電話で

「玩具のパソコンが手に入らないだろうか」

商品名をメモし二・三の店に聞いたが

年内入荷の見込みなしとの事だった

その娘達が小さかった頃

二十四日の夜は勤めを終ると玩具店へ直行

店の人に聞きながら二人のプレゼントを買い

家の外の物置きに入れる

「ただいま」と部屋に入ると二人の目は手許を見る

何も持ってこないがっかりした顔で寝る

翌朝は大喜びの声

そんな声で起される

小学校何年生位まで続けていたのだったか
 

「小友さんの絵手紙散歩 No.55」2000.12.24 室蘭民報掲載