~ 六十八年の歴史たたずむ ~
三月九日岸壁近くには薄氷が残っていた
北海道警察の船が係留
船名はむろしお第二
昔この近くに水上警察署があった
その横に木造の桟橋その下で泳いだ事がある
当時は油と木片が浮き汚れていた
船の向うに旧栗林商会本社の建物が見える
港へ来てこの建物を見るとホッとする
栗林商会の社史を書いたM氏に聞くと
昭和八年完成
外壁材は英国製
あの壁に耳を当ると
室蘭港の六十八年間が聞こえてきそうだ
三月九日岸壁近くには薄氷が残っていた
北海道警察の船が係留
船名はむろしお第二
昔この近くに水上警察署があった
その横に木造の桟橋その下で泳いだ事がある
当時は油と木片が浮き汚れていた
船の向うに旧栗林商会本社の建物が見える
港へ来てこの建物を見るとホッとする
栗林商会の社史を書いたM氏に聞くと
昭和八年完成
外壁材は英国製
あの壁に耳を当ると
室蘭港の六十八年間が聞こえてきそうだ
「小友さんの絵手紙散歩 No.78」2001.03.18 室蘭民報掲載
1 件のコメント:
ここに描かれた栗林商会の建物は昨年だったか取り壊された。
歴史を見つめて来た建物も次第に姿を消し新たなものへ進化して行く。
小友さんがこの前で泳いだのはきっと子供の頃、今も決して綺麗とはいえない岸壁周辺だが昔も同様だったのか。
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