2007年3月7日水曜日

「日の出町の海岸」


~ 室蘭大谷高は二十七年前移転 ~

バス停日の出町一丁目と二丁目の中間に

国道三十六号線に通じる道路がある

右手に陸運支局を見ながら三十六号線を渡り

丘を越えて小路を下るとこの海岸に出る

先方の岬は鷲別岬標高一〇七メートル

この頂上に登り笹の間の小路を

尾根伝いに歩いてここに出る路もある

今の陸運支局の所に室蘭大谷高校があった

元同校の教頭Y氏に聞くと

高平町に移転したのは昭和四十八年八月

バイパス道路(現三十六号線)の計画で

校舎の一部が道路になる事で移転

この海は東西の黄金の滝の一つだったが

校舎移転の頃はなくなっていたと


「小友さんの絵手紙散歩 No.45」2000.11.12 室蘭民報掲載

3 件のコメント:

wakuwaku_koubou さんのコメント...

ここら辺りから見慣れた光景が暫し続く。
楽しみな投稿を迎える、そんな思い。
しかしこうした記載に触れなければ、旧大谷高校の場所は思い出せなかったかも知れない。
東西の黄金の滝は何を意味するのかは、確認が必要な疑問として残った。

匿名 さんのコメント...

そうでしたね。室蘭大谷高校は海岸沿いにあったのでしたね。昨年帰郷した時に室蘭大谷高校の送迎バスを中島の丸井さん前で見ました。その時山手の方に学校があると違和感もなく思っていましたね。移転してからもう30年を越えていたのですね。

wakuwaku_koubou さんのコメント...

yyffさん>いつも熱心に見ていただき恐縮しております。
今の新道36号線の関係で室蘭大谷が移転していたとは知りませんでした。
そう考えるともうそんなに年月が経過したんだと改めて感じますよね。
そんな過去の歴史に触れる場面が沢山調べてあり大いに参考になる小友さんの絵手紙の数々です。