2007年8月31日金曜日

「ボケの実」



今月の天候は と気になる

八月最後の週からシャクナゲの蕾が膨らみ摘んでいる

何度か秋にも花が咲いた事があったが

その年の夏の気温の事は憶えていない

三・四年前だったか秋に花が咲いた時

盆栽をやっている人が「秋に咲かすと翌年咲かないよ」

と言われ蕾を摘む様にした

ボケも実をつけると木が弱ると聞いた事があるが

毎年二・三ケ位なのでそのままにしている

葉が落ちると実が主役になる
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.150」2002.9.1 室蘭民報掲載

2007年8月29日水曜日

「ナナカマド」



近くの公園街路樹の実も色が変わり始めた

月初実のついた枝先を頂き瓶に挿して置いた

行事に追われて描けず四・五日後には葉が赤くなった

お隣のナナカマドは我が家の石垣の下

椅子に座って描くと丁度良い位置だが

連日の雨 隣の奥様にお願いし枝先をもらう

ナナカマドは室蘭市の「木」なので北国の木と思っていた

辞典を見ると日本全土の深山にはえる落葉小高木で

千島南部・サハリンにも分布と
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.149」2002.8.25 室蘭民報掲載

2007年8月26日日曜日

「オニユリ」



数年前から花屋さんの店頭の百合も

葬儀の供花の百合もメジベの先を切っている

花粉が衣服につくととれにくい

時には客から苦情になっていたのだろうか

絵を描く時にはメシベがないと百合の感じが出ない

庭の百合で遅く迄咲いているのがオニユリ

草丈も高いのは一・五メートル近くあり

下の蕾から順に上に咲き上る

ほかの百合との違いは

草の付けねに濃褐色のムカゴがつき

これからも繁殖する
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.148」2002.8.18 室蘭民報掲載

2007年8月22日水曜日

「クサキョウチクトウ」



桔梗が咲き始めるとこの花も咲きお盆近しと思う

最近よそのお庭で見掛ける事は少なくなった

草丈が高くなるからだろうか

子供の頃から盆花と呼んでいたが

オイランソウの名を識ったのは近年

在来種かと図鑑・辞典を見るがない

図書館で調べると北アメリカ原産で

古くから日本でも栽培

原名フロックス 和名クサキョウチクトウ・オイランソウと

クサキョウチクトウで見ると

自宅の図鑑・辞典にも載っていた
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.147」2002.8.11 室蘭民報掲載

2007年8月20日月曜日

「ガクアジサイ」



先月坂野守コレクション展の作品を拝借に坂野邸に伺う

市民の会の小原会長に同行した

佛間に生けたガクアジサイは生々として

濃紺の花ビラが涼を誘う

あまりの見事さに「何か薬品でも」と伺うと

「いいえ 前は切口を焼いたりしましたが

今は朝露のうちに緑の茎の下に木部を少しつけて

切る様にしております 今日で三日目です

お宅は何色ですか」と

「白です 何年目になりますか今年初めて咲きました」
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.146」2002.8.4 室蘭民報掲載

2007年8月18日土曜日

「スズメバチ」



十八日雨が止み朝から庭の草とり

昼食後生垣近くのツツジの木の中に白い物

近づくとブーンと羽音

逃げたが唇に一刺しスズメバチの巣だった

数年前は換気口の中に巣をつくった

病院へ行く 先生の慎重な診断

血圧が高いと点滴はれた口の回りを冷す

薬局では二度目三度目に注意して下さいと

帰宅後市役所に電話巣はすぐ撤去してくれた

二十二日の朝刊に「ハチに刺され六十一歳男性死亡」

草刈作業中と
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.145」2002.7.28 室蘭民報掲載

2007年8月17日金曜日

「ノリウツギ」



図鑑を見ると説明文の最後に漢字で糊空木

糊が気になり辞典を見る

樹皮を水につければ粘液が出和紙を漉くのに使う

北海道ではサビタと呼びサビタパイプ・ステッキ・

洋傘の柄に用いると

小学校何年生だったか遠足の前日

山へ友達と杖にする木を探しに行った

刃物は肥後守 薄茶色の真直な枝があり

簡単に切れた木の芯の空洞が不思議だった

糊空木だったのかと

葉はアジサイそっくりユキノシタ科アジサイ属だった
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.144」2002.7.21 室蘭民報掲載

2007年8月14日火曜日

「カリンズ」



カリンズとグスベリーの木は

此処に住み始めた翌年位に孫達へと義父から頂いた

娘達もまだ小学校入学前の頃だった

毎年実をつけるのだが娘達が食べるのを見たことがなかった

今小三の孫が四才位の時だったか

「食べられるよ」と言うとグスベリーを採り

噛んだがすぐ吐き出した

描きながら赤い実を見ていると

娘達が子供の頃の遊ぶ姿

自分の子供頃山で食べた桑の実

木いちご等が目に浮ぶ
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.143」2002.7.14 室蘭民報掲載

2007年8月11日土曜日

「アイリス」



西洋あやめの中で良く見掛けるのは

ジャーマン・アイリスとダッチ・アイリス

切り花で盛んに使われるのがダッチ・アイリスで

通常はただアイリスと呼んでいる

原産地は地中海沿岸でオランダで交配によりつくられたので

ダッチの名がついている

アヤメ科の植物は大別して球根種と根茎種に分けているが

ダッチ・アイリスは球根種で

葉の断面も三角形で平らな葉と違う

東洋産と違って水辺では育ちにくいと言う
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.142」2002.6.30 室蘭民報掲載

2007年8月8日水曜日

「コウリンタンポポ」



「タンポポ」は黄色だがこちらは紅色

七・八年前家の裏で一本咲いた

その近くにグスベリーの木がある

この実を食べるのはヒヨドリ

運んで来たのはこの鳥か?

コウリンタンポポが咲いた話を知人にすると

「注意しないと群落になるよ」と

二十本程に増えたが忠告は忘れないでいる

ヨーロッパ原産の帰化植物で

市内でも石垣の上の傾斜地等で時々見掛ける

紅輪たんぽぽ・エフデギク・ロシヤタンポポの別名
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.141」2002.6.23 室蘭民報掲載

2007年8月7日火曜日

「フランスギク」



衣替えの季節白い制服と歩道の植え込み

庭 空き地にゆれる白い花は初夏到来を知らせてくれます

花の咲くのが早い今年フランス菊も

六月初旬から咲き始めました

この花をマーガレットと呼ぶ方が多いのですが

マーガレットの原産地はアフリカ北西部の

半砂漠地帯のカナリー諸島で結実しないので

苗で増し冬の切花として喜ばれている

フランス菊の原産地はヨーロッパ・ロシヤで

種を落して増え初夏に咲く
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.140」2002.6.16 室蘭民報掲載

2007年8月5日日曜日

「ミヤコワスレ」



外山康雄著野の花の水彩画(日貿出版社刊)

都忘(みやこわすれ)の描き方の頁に

個展の会場で「お好きな花は」のアンケートを頂いていると

一番になるのがこの花です(秋の個展ではコスモス)と

人気一番の理由は楚々たる風情と

身近に見れたどこにでもあった花

花の咲く場所と囲りの情景子供の頃を思い出す

郷愁なのだろうかコンクリートに囲れて育った子達は

将来どの花を選ぶのだろう
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.139」2002.6.9 室蘭民報掲載

2007年8月4日土曜日

「センダイハギ」



「センダイハギどうなりました」と聞かれたが

昨年頂いた事を忘れていた

植えればこの当りと見ると二本立てた棒の下に

小さな蕾が少し黄ばみ根元から新しい葉も出ていた

数年前新日鉄知利別社宅跡地に

この花が咲いている事を聞きそこで写生をしていた

花を見に来た老婦人が二人

「以前はもっと沢山咲いていたのですが」と

自生地は海岸の砂地

宮城県ではミヤギノハギと呼び県の花に指定
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.138」2002.6.2 室蘭民報掲載

2007年8月2日木曜日

「サクラソウ」



増えないサクラソウを移植したのは四年前

片葉が指の爪位のを五株?

地面の湿りと木の下の日影が良かったのか花も咲き増えた

四月末密生部分の一部を移植した

花は五十本移植先に二十本

花の無い小さな葉も沢山ある

日本自生の仲間は十六種

約二百年前の江戸時代に最初の品評会が開催されたと

県花に指定は埼玉県

群生地田島が原は国の特別天然記念物

北海道郷土の花スズランも咲き始めた
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.137」2002.5.26 室蘭民報掲載