~ 絶壁に咲くコハマギク ~
二年前の秋この砂浜を歩いて絶壁の上を見上げると
黒い帯状の部分に白い点の様なものが見えた
寺地憲一氏は室蘭の地形地質の中で
壮大で圧倒的な凝灰岩 集塊岩の瓦層で
高さ一〇〇メートル前後・・・・・と
昇れないしと思いながら春先長雨の後
上から落ちた岩石の事を思い出しその場所に行った
その岩の土のついている所に白い花が咲いていた
図鑑で調べると生育場所は海岩の岩礫地・断崖
高さ二〇センチ位の多年草コハマギクだった
写生した
地球岬の断崖にも咲いていると聞いたが見ていない
二年前の秋この砂浜を歩いて絶壁の上を見上げると
黒い帯状の部分に白い点の様なものが見えた
寺地憲一氏は室蘭の地形地質の中で
壮大で圧倒的な凝灰岩 集塊岩の瓦層で
高さ一〇〇メートル前後・・・・・と
昇れないしと思いながら春先長雨の後
上から落ちた岩石の事を思い出しその場所に行った
その岩の土のついている所に白い花が咲いていた
図鑑で調べると生育場所は海岩の岩礫地・断崖
高さ二〇センチ位の多年草コハマギクだった
写生した
地球岬の断崖にも咲いていると聞いたが見ていない
「小友さんの絵手紙散歩 No.51」2000.12.04 室蘭民報掲載
3 件のコメント:
この光景はイタンキの砂浜を通り越した岩場から振り返った光景。
それにしても、小友さんの絵手紙は描写が忠実なところが良く分かる。
記事にあるように、落ちた岩に生えた花なんぞ自分的には目に入らないと思う。
そういう感性で物を見つめる力が無いとこういう絵は描けないんだろう。
これからでも感性は養うことが出来るのか・・・。
この断崖絶壁のある場所は子供としては何度も行ける場所ではなかったですね。ウニを取りに出かけた時くらいですね。遊泳禁止の恐いイタンキ浜という印象が根付いていましたので、隠れて泳いでいるという罪悪感のようなものもありましたね。
それにしても小友さんはこの奥の地まで歩いてきてスケッチをされる。お元気なんでしょうね。バイタリティーを感じますね。でも絵のタッチはソフトで温かいですね。
yyffさん>この岩場を歩いて奥まで足を伸ばすのは若い頃のように飛んで歩く様な身軽さはなくなりました。
そういう年代で足を向けるのは子供の頃の思い出があるからだと思います。この場所はそれこそ昔のままですよ。
遊泳禁止の海もブロックで仕切られ海水浴場になり、鯨半島の手前は漁港に整備された、その辺くらいでしょうか昔の光景と違うのは。
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