2007年11月18日日曜日

「崖」



行き止まり

鉱山町八キロの標識を見て五キロ?程進むと

土砂の採掘現場がある

そこの川沿いに降りて見ようと思った

立入禁止の立札

工事の車はなかったが降りるのをあきらめた

前方には崖が連なっている

どこかで見た風景と思ったが思い出せない

平成六年初版発行ののぼりべつ鉱山の自然ネイチャーマップに

四万年前に噴火したクッタラ火山の噴出物の崖と記載されていた

コンクリートの土塁は砂防ダムなのか
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.193」2003.8.31 室蘭民報掲載

2007年11月15日木曜日

「渓流」



鉱山橋の手前で降り橋の上から渓流を見る

娘は「空気が美味しい」と

鉱山町へ来たのは何年振りだろう

何度か「山菜採り」にと車で迎えに来て呉れたが

その都度原稿を纏めている最中でお断りした

そんな事が重なり誘いの話もなくなった

旧校舎の跡地には立派なネイチャーセンターが建っていた

ログハウス村も建物が増えていた

画家の千葉さんが亡くなって何年になるだろうか
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.192」2003.8.24 室蘭民報掲載

2007年11月14日水曜日

「数珠」



お墓参りの帰りポスフール室蘭店へ寄る

無いのを知りながらハマナスの実の数珠を探す

裏の青果の作業室を覗く

開店の時から勤めていた人がいた

「昔お盆にハマナスの実の数珠と

蓮の葉を売っていた事がありましたよね」と聞くと

「はい私も若かったのでどう飾るのか聞かなかったのですが

あの主任さんがいた二、三回だけでした」

その主任も結婚し男児誕生後病で早世した

その息子さんが今年大学一年生と
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.191」2003.8.17 室蘭民報掲載

2007年11月12日月曜日

「集中豪雨」



鉄橋を見ていたらフッと記憶が蘇る

昭和三十六年十月五日か六日

札幌で映画「ナバロンの要塞」を見て夕方の列車に乗った

登別駅で「集中豪雨で幌別川が増水しておりますので

暫くお待ち下さい」との車内放送

その後「危険ですので登別駅に停車」と

登別温泉に泊ろうかと聞くと

「道路の一部が決壊し交通止め」車内泊となった

翌朝バスで帰ったが鉄橋は橋桁迄増水

国道を迂回し上流の橋を渡った
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.190」2003.8.3 室蘭民報掲載

2007年11月8日木曜日

「サーフィン」



幌別川河口のコンクリートの堰堤の上を

若者達が海に向って歩いていた 後を追う

曇り空だが何組かの若い人達

女性も砂浜で休んでいた

サーファー達だった

砂浜の手前の草原に「たき火厳禁」の標識

こんなに若者がと考えると土曜日だった

イタンキ浜のサーフィンは有名だが

ここも穴場の一つなのか

昔中学四・五年生の頃もっと町寄りの海で泳いだ

波打際からすぐ深くなっていた引き潮も強かった
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.189」2003.7.27 室蘭民報掲載

2007年11月3日土曜日

「ハマナス」



登別大谷高校前で下車 道は海に一直線

浜で最初に見たのはハマナスの花

少し色付き始めた実もあった

芳香が強いので香料の採集も行われていると

同じ様な香りのノイバラもあちこちの庭で今花盛り

こちらは日本固有種でヨーロッパに紹介され

バラの品種改良に貢献したと言う

砂地に黄色のハマニガナ・ピンクのハマヒルガオ・

ハマエンドウ・ヒロハクサフジと花沢山

花弁が四枚のピンクの花 図鑑を見るとハマダイコン
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.188」2003.7.20 室蘭民報掲載

2007年11月2日金曜日

「キウシト湿原」



バス停若山営業所前で下車

道南バス敷地の隣が湿原の森

道路右手は若山団地正面があかしや団地

森に囲まれた湿原にはヨシやスゲの群落

杭で囲い大きな標識「調査にご協力を」立入禁止

平成十三年環境省から「日本の重要湿地」に選定された

網走の市民団体の方が見学に来

市の都市計画の方が案内説明を

「年々乾燥化が進み植生が壊れかけて来ているが

下流に幾度も水害の被害を受けた団地があるので」と
 


「小友さんの絵手紙散歩 No.187」2003.7.13 室蘭民報掲載