2007年5月14日月曜日

「ローソク岩」



ローソク岩の標識が見える場所に近づくと

キツネが道路を横切る

正面には駒ケ岳が見える

ハルカラモイで見た渡島の山の山頂には残雪があった

一週間で木々の緑は濃くなった

左手山側に昇ろうと柵を出ると

ゴミ箱裏にポリ容器の弁当が三つ

上のは蓋がとれ食べ残しが散らばっている

先ほどのキツネの仕業かと思ったが

捨ててゆく方が悪い

雄大な風景との出会いに満足していたが

心ない行為にガッカリし腹が立つ
 

「小友さんの絵手紙散歩 No.91」2001.06.03 室蘭民報掲載

2007年5月12日土曜日

「測量山観光道路」



測量山観光道路を歩く 野鳥の声と新緑

北向き斜面のこのあたりは野の花も遅い

未舗装の道路は五十数年前中学二年の時

この道の補修に動員された頃を思い出す

軍のトラック一台通るのがやっとの道巾だった

絵鞆岬へ行く車帰りの車が通り抜ける

道の路肩にスミレの花

道下斜面に白いニリンソウの群生

車を止めてみたらと思ったが

退職前は自分も野の花も野鳥の名も識らず

時間に追われる日々だった
 

「小友さんの絵手紙散歩 No.90」2001.05.27 室蘭民報掲載

2007年5月10日木曜日

「望むハルカラモイ」



絵鞆町二丁目の家並みの終わった所から砂利道に変わる

測量山へ行く道の右手笹の中に小路

笹を分けて進むと海側の上

下へ降りる急斜面に路もあったが

下を見ると足が竦み山端に座る

絵鞆神社祭典の笛の音が聞える

頭上で鳥の声アカゲラだったがすぐ飛び去った

北向き斜面の笹の下は山野草の花盛り

先方の尖った岩はハルカラモイあたりかと思いながら

斜面の木々の緑に変わる色を見る

眼下の白い岩肌が目に沁みた
 

「小友さんの絵手紙散歩 No.89」2001.05.20 室蘭民報掲載

2007年5月8日火曜日

「エンルムマリーナ」



最近この近くに来るのは観光の案内だったり

どなたかの車に乗せて貰う事が多いので

一人で来ることはない

今回ゆっくり歩いてみた

マリーナのレジャーボートの数と大きさにも驚いた

室蘭の観光ガイドに必ず載っているのが

夕日の大黒島を背景にしたこのマリーナ

日の短い頃バスの中から室蘭港に沈む夕日の美しさを

太平橋の上で見るのだがここから見たことはない

家からバスで片道一時間以上掛かるので
 

「小友さんの絵手紙散歩 No.88」2001.05.13 室蘭民報掲載

2007年5月6日日曜日

「マスイチ浜」



マスイチ浜はアイヌ語で

「マスイ・チセ」(ウミネコの家)といい

巣が多かったことからこの様な名がついています

・・・・・室蘭観光ガイドブックから

この風景は展望台からからでは

海に向かって左手山側から見おろした場所

眼下は絶壁その所々にギョウジャニンニクの葉が見える

毎年山菜採りの事故の報道を見るが

こんな場所で採るのならと思う

何度かここに来ているが

木の葉が繁るとこの風景は見えない
 

「小友さんの絵手紙散歩 No.87」2001.05.06 室蘭民報掲載

2007年5月4日金曜日

「ナニワズの花」



春野山へ行くと頭に浮かぶのは六花亭の包装紙の花たち

ナニワズは描かれていないが画家の坂本直行は

著書の中で「えぞなつぼうず・えぞおにしばり」

の俗稱をもち高さ三十センチ前後の落葉低木である・・・

中略・・・一見常緑に見えるが実は落葉期が七月頃

だからである・・・後略

先日マスイチへ行く道路脇で小さなナニワズの花を見た

人の名前もそうだが俗稱異名で憶えると

聞かれた時本名を思い出せずに困る
 

「小友さんの絵手紙散歩 No.86」2001.04.29 室蘭民報掲載

2007年5月1日火曜日

「室蘭港早春」



バス停港南町で降り局で重量不明の郵便物を発送した

局舎の横から港が見えた

白鳥大橋開通で出来た道路は車が多い

岸壁に出ると左手は楢崎造船

正面の室蘭岳の雪も少なくなった

形も東町方面から見る形と少し違う

真白な箱型の船 朱色の船

工場と見較べても大きな船だ

椅子を取り出し座る

見掛けない船が沢山ある

それぞれ特殊な用途の船なのだろう

山野草を見にマスイチへ行く予定が変更
 

「小友さんの絵手紙散歩 No.85」2001.04.22 室蘭民報掲載